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「小中学部 前期保護者会」を実施しました

2025.07.03

5月中旬の2日間、計4回にわたり、「前期保護者会 兼 夏期講習説明会」をオンラインにて実施しました。全回ともたくさんの保護者の方にご参加をいただきました。

各回の冒頭、教室長の満仲から、「VUCAの時代に求められる力とは-進路・学校選択への活かし方」と題して、将来の予測が困難な時代においてどのような能力が求められているかを、AIの進展を例に読み解き、体験と意思決定の重要性と必要性をお話ししました。そして、進路・学校選択にどのように活かすのか、日常の家庭生活でもできることなどを紹介しました。

その後、各科担当から現在の取り組みと、家庭での注意点などについてお話をしました。

【小3・4の部】
国語科  満仲「思考力を高める語彙の増やし方」
算数科  浜田「『数の感覚』とは何か?」
英語科  平尾「Academic Englishとは」

※参加者アンケートから(一部抜粋)
・オービットに出会うまでは「塾=受験のための場所」というイメージしかありませんでしたが、「塾=これからの時代を生きるためのスキルを身につける場所」という考えに変わりました。今回のお話でそれをより実感することができました。AI にはできない柔軟な発想や判断、またAIを上手に使いこなす力など、これらを鍛えるためには五感を使った経験が不可欠。その方法として家族旅行計画を例に挙げてくださり、少し意識するだけで日々の生活の中にチャンスが溢れていることに気づくことができました。ありがとうございました。
・本当に世の変動が激しくなり、子どもにどんな教育が必要になってくるのかとても興味関心のある内容でした
・満仲先生からお聞きした体験と意思決定の重要性を改めて感じ増やしていこうと思いました。具体例(夏休みの家族旅行)もとても参考になりました。浜田先生の筆算の多い生徒は算数が苦手という話、まさに自分の学生時代を思い出します。筆算以外の解き方を教えてくれる先生や教科書は私の時代には無かったように思いますが、オービットで学べることが息子にとってこれからの学習の未来に期待が持てます。平尾先生の言われたアカデミックな英語を学ぶ大切さをインター校で学んでいますが、日常の中でも英語との結びつきに触れながら学習できるのはシンガポールならではなので、とても貴重ですしもっと積極的に家族で体験できればと思いました。
・浜田先生の数学リテラシーを身につけるというお話が印象的でした。まだ入塾して間もないですが、息子が授業の中で、どう理解して数の感覚を身につけていくのか楽しみです。
・「感覚」が重要になるというのが印象的。音楽の習い事も重要な一つの要素だな、と。最近よくきく非認知能力と言われるものを、人間の基礎・土台として育んでおかないと、知識や想像力、思考力も積み上げていきにくいのかな、と思いました。長い人生、親は、子供が途中で燃え尽きてしまったり、好奇心のパワーを奪わないためのサポートをしてあげるのが理想だな、と感じました。貴重なお話ありがとうございました。
・子供が海外生活を送るのは、様々な文化に触れグローバルな感覚を身につけることができると有難く思う反面、いずれ日本に帰国する子供に生活面勉強面において不便を強いているのではと不安に思う事もある。その為過度に子供に手を貸したり管理しがちで、今後の子供との距離感に漠然とした不安をもっていた。そんな中、AIの時代を生き抜く為にも、子供には五感を伴う「体験」と自分が何をやりたいのか「意思決定をする」という事が大切とのお話をお聞きし、親子の関係性を見つめ直すきっかけになった。子供の意思を尊重し、先回りすることなく見守る姿勢でいようと思った。


【小5・6の部】
国語科  満仲「思考力を高める語彙の増やし方」
算数科  浜田「思考力を高めるために」
英語科  平尾「Academic Englishとは」

※参加者アンケートから(一部抜粋)
・子どもが「やりたいことがない」という事が気になっており、VUCAについてのお話が大変参考になりました。体験が少なかったり、意思決定の数が少なかったりするといった内容について考えさせられました。数日前に子どもと旅行で行きたい場所はある?という話をしておりましたので、家族で話し合いたいと思います。ありがとうございました。
・自分が育ってきた時代、環境と大きく異なる中、息子に何を習得させるべきかを常に悩んできました。数年の間に世の流れはあっという間に変化し、将来必要とされる能力を身に付けさせるために子供に与える選択肢を不安に感じる中、本日の先生方のお話により方向性を示していただけた貴重なお話ばかりでした。息子にも本日のお話を共有し、未来の理想像に近付ける道標とさせていただきたいと考えております。本日はありがとうございました。
・先行き不透明な時代だからこそ大事な、本質的な勉強の仕方を教えていただき、また学ぶことを楽しめていると思いますので、オービットの先生方には感謝しています。ラストイヤーになるかと思いますが、いろんなことを吸収してもらいたいです。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
・先生方が教えることの楽しみ、学ぶことの楽しみを体感されていること、また教えることへの真摯な姿勢、プロフェッショナルであることの自負をもたれていることが改めて感じられました。いずれのお話も説得力があり、有意義な時間でした。目まぐるしい時代の変化への俊敏な反応、対策に感謝しております。
・本日は貴重なお話をありがとうございました。これからの時代に求められる力について、また進路の選択肢の多さは体験の数によって決まるという話に大変納得しました。体験、探究学習を重視している学校、過度な管理型でない学校を選びたいと、改めて思いました。丸暗記ではない、本質を理解した本物の思考力を身につけてほしいと常々思っていますが、これからもオービットに通わせて頂く中でそういった力を付けていってほしいと思います。
・子供の語彙は体験から学ぶもので、豊かな体験をさせるために、家族旅行なども子供が主体的に計画、実行することにより、経験がより深く刻まれるという話はとても感銘を受けました。
・今回のセミナーもありがとうございました。どのパートも勉強になることばかりです。特に、「思考力を高める語彙の増やし方」のパートは印象に残っております。子供の語彙の少なさは親の責任というのは耳が痛い話ですが、語彙を増やせるように、日々心掛けていきたいと思います。様々な体験を積むこと、体験を言語化すること等、一朝一夕にはいきませんが、日々の対話の機会を増やしつつ、語彙を増やしていきたいと考えております。夏の旅行は娘と一緒に計画してみたいと思います。
・いつも時代に沿った為になるお話をありがとうございます。満仲先生のお話を伺ってから我が家は長期休みの旅行は娘達が立てるようになりました。それぞれ家族の行きたい場所、やりたいことのリクエストを聞きガイドブックやインターネットを使って計画を立ててくれ、親任せではなく主体的に動く姿に感謝しながら旅行するようになりました。今後も五感を刺激するような体験が提供できるよう親としても努力していきたいと思います。
・毎々オービットのセミナーは楽しく視聴しております。浜田先生の算数は、親の私も受講したい気持ちです。私自身、中学受験の為小5から通塾が始まりましたが、そこから算数に対する苦手意識が生まれた事をオービットのセミナーを通して今認識しました。娘達には楽しんで数の概念を身につけて欲しいので、オービットに通塾する為にシンガポール滞在が長くなる事を期待します。
・自由な発想で数学をというお話が興味深く、必要な力だなと感じました。
・中学受験コースの算数の内容が進んでいるわけでなく、むしろ受験しないクラスの方が幅広い内容の授業を受けることができるという話を伺い、興味深かった。
・オービットの授業は色々と工夫されていると感じました。また、意思決定の大切さを感じました。家でも出来ることは多々あると感じたので、出来ることから実践したいと思います。


【日本人学校 中1・2の部】
国語科  目黒「国語学習の質を高めるには」
数学科  畠山「数学科指導目標とご家庭での注意点」
英語科  今村「英語力を伸ばすAI学習」

※参加者アンケートから(一部抜粋)
・ORBITが受験後のことも本当に考えている塾だということがよくわかりました
・VUCAという言葉を初めて知り、5年後のAIで消える、残る仕事の予想が楽しみです。5年後、丁度娘が進路を決めたであろうという時に、比べてみたいなと思います。と同時に、この5年間での体験、探求学習、親子の会話の質が重要なカギになってくると思うので、プレッシャーにも感じます。あと、満仲先生がおっしゃていた第一印象の良かった学校に行くとだいたい成功するという話、我が家は編入の可能性が高く、日本の教育事情を知らない娘にはある程度、親が道を作っていく方がいいのかと思っていましたが、もう少し娘との学校に関する会話が必要だと感じました。
・冒頭満仲先生のお話の中で、五感を伴う体験が大事とありましたが、どんなに世の中が変化しても本質的なことは変わらないのだなと感じました。各教科の先生方から、各家庭での子供との関わり方のヒントについて言及頂きましたが、こちらも大変参考になりました。
・お世話になっております。本日の保護者会開催を有難うございました。満仲先生のお話にあった『管理されないと勉強できないという姿勢には危機感を持つべき』との言葉に、中学生からの勉強へのスタンスの違いを感じました。自分で考えて、自分から取り組めるように、声掛けを変えていこうと思います。今村先生のAIツールの効果的な使い方は、とても参考になりました。AIに頼りきりになる怖さにも納得でき、子どもにも自信をもって説明できると感じました。
・全体的にとても有益な情報ばかりで大変ためになりました。特に、数学のお話の中での『家庭での心構え』は、私自身への大きな気づきがありました。家では、ネガティブな声掛けをしている時もあり、大変反省致しました。今後は、プラスの発信ができるよう、また子供のモチベーションをあげられるような声掛けを心掛けたいと思いました。また、冒頭のお話や英語のお話の中でのAIのお話も大変参考になりました。今後の学習の進め方のヒントも多く、本日も貴重なお話をありがとうございました。
・家庭でできることを分かりやすく伝えていただき参考になりました。日本とは異なる環境で本人の気持ちを高めながら様々な経験を積むというのは、意識してサポートしていきたいと思いました。
・はじめての保護者会参加でしたので、各教科の個性豊かな先生方の話しが聞くことができ勉強だけでなく子供の人間性も育ててくださる場だなとあらためて感じました。これからのchatGPTの使い方・付き合い方、昨今の教育現場のはなしなどは、親も時代の変化についていけないと子供との会話もできなくなってきてしまいますので大変参考になりました。自分自身日本にいる時よりいろいろなニュースに疎くなっているように感じていたのでとても有益な時間でした。ありがとうございました。


【インター校 中1・2の部】
国語科  目黒「国語学習の質を高めるには」
数学科  東「多様でユニークな進路を可能にする数学」
英語科  今村「インター校生にとってのTOEFL」

※参加者アンケートから(一部抜粋)
・合理的な判断には理性だけではなく、身体知や感情記憶の蓄積が不可欠というお話に共感致しました。先回りして保護者がすべて段取りをしてしまわず、子ども自身で選ぶ機会や余地を奪わないように心がけたいと思います。
・今後の世界の流れを捉えて指導方法を変えているところは印象に残りました
・オービットさん独自の考え方や大切にされている事がよくわかりました。詰め込み式の勉強では無く、その先にある学びが将来どのように、目まぐるしく変わる環境の中でも、役に立つのかを考えさせられるきっかけになりました。
・将来なにがしたいのか、どんな事に興味があるのかを見つけるためにこれからも様々な体験をさせてあげたいと思いました。
・どのお話も大変勉強になりました。TOEFL受験の知識がなかったので、受験するタイミングや対策時期に関してのお話が聞けて大変良かったです。ありがとうございました。