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オービットで『多様性を重んじ多角的で広い視野を持つ』ことを学んだ 小倉 結希さん

2023.10.23

オービットで『多様性を重んじ多角的で広い視野を持つ』ことを学んだ 小倉 結希 さん

小倉 結希(おぐら ゆうき)さん
オービットの在籍期間:小学3年~小学6年
International School of Singapore(2009・2010)
Stamford American International School(2011・2012)
私立茗溪学園中学校・高等学校(中学1年9月編入学)
筑波大学医学群医学類5年(2023年9月現在)
 

オービットで『多様性を重んじ多角的で広い視野を持つ』ことを学んだ

私は父の転勤に伴い小学校3年生から4年間シンガポールに住んでいました。移住してきてすぐにインター校に入学することになったのですが、日本で小学校2年生までの教育しか受けていなかった私は日本語の読み書きすらままならない状態で、全く別の言語で教育を受けることになりました。しかし将来的には日本の中高・大学に進学しようと考えていたため、日本の学習にもキャッチアップするためオービットに入塾しました。

オービットで学んだことで今も活きているのは「物事を多角的に捉える」という視点です。オービットには日本人学校に通う生徒だけでなく、インター校に通う生徒も数多くいました。日中は皆別々の学校に通うオービット生ですが、それぞれの学校で得た知識や経験は様々で、特にインター校ではどの国の人と付き合うかで経験する文化や価値観は全く異なります。私はオービットでの国語のディスカッション形式の授業で、一つの議題に関して上がる意見の豊富さに驚いたことがとても印象的でした。「多様性の一つだ」と肯定する意見に対し「伝統の継承のためだ」と否定する意見など、異国の地で学ぶからこその経験だったと思います。将来医師として働く際には、様々な背景を持った患者さんに接することになるので、今後もオービットで学んだ「多様性を重んじ多角的で広い視野を持つ」視点を大切に、多くの患者さんに共感できる医師になりたいと思っています。

日本人学校生と授業を受ける環境は貴重な機会

帰国後日本の中学を受験しようと考えていた私にとって、オービットのように日本人学校生とインター校生が半数ずつ在籍している環境はありがたかったです。日本人学校の学生と共に授業や模試を受ける機会はとても貴重でした。彼らが各科目でどの程度得点しているか、またどのような勉強法を行っているかなどを身近に触れることができたのはとても良い刺激になりました。インター校に通いながらも日本で中学受験をし、志望校に編入できたのはオービットだったからだと思います。

オービットの『日本語「で」英語を学ぶ授業』もインター校の授業に役立った

オービットの英語の授業では基本的な文法からReading、Writing、Speakingの基礎まで全て教えていただきました。インター校は英語「を」学ぶのではなく英語「で」学ぶ場であるため、そもそもの基礎英語力がない私のような外国人生徒が最初から授業についていくのはとても困難でした。しかしオービットの『日本語「で」英語を学ぶ授業』を通じて英語力の基盤となる単語・文法・読解を学ぶことで、インター校での授業の理解が大変深まりました。英語初学者の日本人であれば2−3年はかかると言われる学校のESL(英語を母語としない生徒が学ぶ英語の補習授業)を一年で終えることができたのは、間違いなくオービットのおかげと感謝しています。印象に残っているのは浜田先生の授業で行った分詞のテストで、満点を取るまで何度もテストを受け続けたことです。その結果、分詞は自分の得意分野となり大きな自信につながりました。

浜田先生(英語担当)からのメッセージ

ストイックさを楽しむ「天才」、結希君。オービットが目指す「楽しく努力」を体現してくれていた生徒の一人です。小学生のときからいつも冷静で胆が据わっていて、それでいて周りの生徒にも気を配るやさしさを感じていました。鬼手仏心を必要とする医師は、結希君の天職と感じます。日英両言語で活躍する医師を目指して、頑張ってください!