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国際プロジェクトの最前線で活躍 高木幹也さん

2013.12.21

目標に向けた逆算思考が身に付きました

mikiya_takagi
高木幹也さん
シンガポール日本人学校小6から中3まで4年間オービットに在籍。
早稲田高等学院に進学。
早稲田大学政治経済学部政経学科卒。
商社勤務。2011年5月末からオーストラリアに駐在。
大手海外企業と共同で操業するプロジェクトに従事。
 

知的好奇心を刺激された4年間

私は1996年オービットのシンガポール校開校まもない頃、オービットに入塾しました。オービットでは、指導の先生方々の面白く、知的好奇心を刺激されながら、受験勉強という枠組みだけにとらわれずに、幅広く学習できました。「好きでも嫌いでも勉強はしなくてはならない。だから、自由に、楽しく自分のやりたいように勉強するように」「今だけを見つめて物事を決めるのではなく、将来の夢や希望をまず設定して逆算にて考えるように」と、後藤先生や他の先生に繰り返し、言われていました。現在の仕事でも、目先の業務に縛られて、その意義を見失ってしまわないように、短期的・中期的目標を設定し、それを達成することを意識しています。

オービット時代に学んだ発展的思考

通塾していた際に、数学では、「分からない場合は徹底的に書き出せ!」と、繰り返し、繰り返し言われ、仕組みを見つけ出すまで、徹底的に手計算で書いて書き抜く訓練をしました。書くことによって、物事の仕組みを見つけ、推論を重ねて発展的に考えることを学びました。当時は答えを算出する為の単なる手段で書き出していましたが、今は仕事上の様々な場面において理解を確かめることに役立っています。つまり、業務をより効率かつ円滑にする為の仕組みを考えることや、逆に会社の仕組みから細かい部分・業務を考えることに役立てています。オービット時代の、部分から仕組みをみつける訓練が逆の場合の検証にも役に立っています。

海外生活の貴重な経験

シンガポールでの4年間は当時は日本人学校に通学していましたが、それでも様々な面で外国人と接する機会が多くありました。今駐在しているオーストラリアは移民も多く、多国籍の人々が生活しているという点で、シンガポールと似ています。様々な国籍の社員と仕事を上手に進める為には、互いの文化や考え方を理解し合うことがとても大事で、それにより1つ1つの仕事の成果も変わってきます。受験勉強はもちろん大事ですが、せっかく海外で受験勉強をしているので、今のオービット生には将来の為にもシンガポールの生活を楽しんで欲しいと思います。その点、オービットの先生方はシンガポールの生活にどっぷりとつかっていらして、当時、先生方に蛇スープや蛙を食べに連れて行ってもらったのを今でも覚えています。

OB/OGの広いネットワーク

現在、全世界に様々な業界でORBITに関わった人間が活躍しています。そのネットワークはとても意味があります。ほぼ毎年OB/OG会で先生、元塾生とお会いしていますが、直接的なビジネスのつながりはなくても、色々な業界のお話、近況を聞けることはとても有意義で刺激的です。今ORBITで学習されている生徒の皆さんと将来、お話をするのも楽しみにしています。