「小・中学部 前期保護者会」を実施しました
2024.06.01
5/9(木)、10(金)の2日間、計4回にわたり、「前期保護者会 兼 夏期講習説明会」をオンラインにて実施しました。全回ともたくさんの保護者の方にご参加をいただきました。
各回の冒頭、教室長の満仲から、「保護者が持つべき進路リテラシーとは~子どもの進路選択の可能性を広げるために」と題して、近年の教育・大学入試改革や企業の求める人材像のデータから「教育の目的」を改めて定義づけをし、「自己決定の価値観=自分軸」を確立するにはどうすればよいかを提示し、日常の家庭生活でもできることなどを紹介しました。
その後、各科担当から現在の取り組みと、家庭での注意点などについてお話をしました。
【小3・4の部】
国語科 満仲「論理的思考力を伸ばす3つの視点とは?」
算数科 浜田「『試すこと』を楽しませるために」
英語科 平尾「オービットの英語指導システム」
※参加者アンケートから(一部抜粋)
・保護者が持つべく進路リテラシー、体験の幅が将来やりたいことの選択の幅、自分軸で生き行く上で重要という話が印象的で、夏の旅行のプラニングに子供達を巻き込もうと思った。国語、算数の家庭での具体的なサポート方法も参考になった。
・全体的にどのお話も子供との向き合い方を考えさせられるお話でした。息子に将来やりたいことや興味があることを聞いても、特にないというばかりでどうしたものかと思っていましたが、満仲先生のお話を聞いて、子供に様々な体験をさせることをもっと意識しようと思いました。我が子は今までの旅行先、国名は言えてもそれ以上の情報は言えないだろうなと思い、反省しました。
・国語の論理的思考力を伸ばす視点が、1番印象的でした。日常会話を相手の理解度で、具体と抽象のバランスを変えることを意識すると、頭の中が整い物事をロジカルに捉えられました。スマートなアウトプット、因果関係を使ったより質の高い日常生活を実践していきます。
・浜田先生の算数の教え方についてのお話が印象的でした。息子に算数を教えている時、つい感情的になってしまい、息子のモチベーションを下げていたと反省致しました。
・それぞれの教科について家庭での勉強の仕方やサポート方法など、大変参考になりました。主体性について勉強面だけでなく、日々の生活の中でどのように育てられるか?具体的な例をあげてくださったので、早速取り組んでいきたいと思いました
・とてもいいお話が聞けて有意義な時間でした。家庭でどのようにサポートしたらより良くなるのか、とても参考になりました。
【小5・6の部】
国語科 満仲「論理的思考力を伸ばす3つの視点とは?」
算数科 浜田「数学リテラシーを育むために」
英語科 平尾「オービットの英語指導システム」
※参加者アンケートから(一部抜粋)
・教育の目的の一つが「自律して主体的に生きる力を身につけるため」というお話は考えさせられました。そこまで意識して日々の学習に取り組むのは子供にとっては難しいことだと思いますが、「自己決定の価値観(自分軸)」を身につけることが今後の人生でどれほど子供自身を助けるものになるかというのは大人の視点からだと良く理解できます。体験する機会を増やしてあげるということは親の責任としてしっかり取り組み、充実したシンガポール生活となるよう引き続きサポートしていきたいと思います。
・子どもが自律して主体的に生きる力を育むために、今の学年で何が必要か、家庭で何ができるかまで具体例を示しながら結び付けていただいたことが大変有意義でした。
・変化する大学入試のついてのお話しも聞けて勉強になりました。
・論理的思考力を伸ばす3つの視点のお話しがわかりやすかったです。もっと難しく考えていましたが、日常会話から意識して親の私でも問いかけができるなと思いました。算数は塾で聞いてきなさい、というのも心強く思いました。
・算数の理解についてはなるほどと思いました!公式を覚えてるから変なミスをする理由がわかりました。帰国時期が決まらない中での将来の進路について迷います。多感な時期の中学の途中の転校は避けた方がいいかなと思っているけど、なるべくシンガポールに長くいた方が良いのかなとも思ってしまいました。
・この度も保護者会のご開催を誠にありがとうございました。各科目ごとの指導目標は勿論、先生方が単なる暗記ではなく、本質を理解できるようご指導頂いていることがよく分かりました。具体的な問題や過去問のスライドも大変分かり易かったです。入塾から3ヶ月ばかりですが、今後共ご指導の程よろしくお願いいたします。
・国語力を伸ばすための三つの要素、また算数、英語の効果的な学習方法など、この度も大変勉強になりました。自分軸を伸ばしてあげられるよう家族でもサポートして参りたいと思います。
・志望校の選び方は、参考になりました。夏休みの英語クラスイベントについて、去年より、自発的なアウトプットに繋がる行動に移せそうで楽しみです。
・最新の教育事情を教えていただけるのが、とても助かります。
【日本人中1・2の部】
国語科 内田「家庭は中学生の国語にどう関わるか」
数学科 畠山「数学科指導目標とご家庭での注意点」
英語科 今村「英語学習特性と成長のメカニズム」
※参加者アンケートから(一部抜粋)
・家庭で親が子に対して具体的にできることがしれて良かった。進路についてそろそろ具体的な候補を見つけて行きたいと思っていたため、高校選択の基準や方法の話は参考になった。ありがとうございました。
・入塾してから初めての説明会だったので、全ての話が初めての内容でとても興味深く拝聴しました。塾長の将来何をしたいかの進路の選択肢の見つけ方、10年後世の中はどのように変化しているか等の話は是非早いうちから子供達にも聞かせてあげて欲しいと思いました。そのために自分が主体的に今どんなアクションを起こせるのか、自分で考える視点を持てるよう、家庭でも子供に何ができるかどんな助けが必要か、常に頭の片隅に置きながら見守ろうと感じました。
・満仲先生の教育の目的のお話は今後の子どもの進路を考えるにあたりとてもよいきっかけをいただいたようにおもいます。またグローバル理数クラスも気になりました。
・どの先生方も家庭での心がけと、さらにアクションまで落とし込んでお話をして下さり非常に参考になりました。特に満仲先生の先々を見据えた身につけるべき力のお話で、改めて海外にいることをいかに活かすかを見つめ直す機会となりました。近頃難しい年齢で親としても悩むことが多いため、節目節目でこういった家庭での心がけを聞けることは非常に貴重でありがたいです。
・どの先生もポジティブな声掛けをとのアドバイスがあったこと。各教科での先生の思いが伝わりました。主体性を持って取り組めるように、親も進路リテラシーを大切に日々子供にポジティブに向き合っていきたいと思います。
・進路リテラシーの話や、中学生はサナギの状態であるというお話など、とても為になりました。どうしても、親世代の価値観で進路について考えてしまったり、テストの点数や宿題の進み具合など気になってマイナスの声がけをしてしまうこともありますが、もう少し子供自身の意思や成長を見守りつつ、たくさん話をして将来の方向性について決めていければいいなと改めて思いました。
・保護者の子供への働きかけと子供の学力の関係の話しが興味深かったです
・主体性を持つこと、いろんな体験をすることが大切であること。娘は積極的に行動する子ではないので、「体験格差」という言葉に焦りを感じました。
・2月からお世話になりながら担当の先生の直接的なお話、全体像をお伺いする機会が初めてだったので大変興味深く参加しました。思春期突入の息子との対話が難しいと感じることもある中、家でできる範囲内でのサポートをしつつ、先生方にお任せすれば大丈夫という安心感を持ちました。グローバル理数クラスも面白そうでした!
【インター校中1・2の部】
国語科 内田「家庭は中学生の国語にどう関わるか」
数学科 東「IBカリキュラムを踏まえた数学学習」
英語科 今村「インター校生にとってのTOEFL」
※参加者アンケートから(一部抜粋)
・教育の目的や本質に立ち返る重要性について再確認する良い機会となった。先が見通すのが難しい時代だからこそ、人間力や対応する力を身につける必要性があることについては十分に理解するものの、受験に関しては短期かつ近視眼的な思考に陥りやすいため。
・子どもに広い視野を持って自分の将来について考えて欲しいと思っておりますが、それについて家庭内での会話や家族のイベント企画などを通して子どもの主体性を強めることができるというお話が印象的でした。今まで家庭内でそう言った話題をしていなかったので積極的にしていきたいと思ったのと同時に、オービットでは雑談内でしてくださっていることに感謝しました。
・子どもの主体性に関する話を聞き、息子はどうなのか改めて考えさせられました。親子のコミュニケーションは今後も大切にしていきたいと思います。
・各教科の指導方針、英文法についてなど、様々なお話が聞けて大変勉強になりました。今後の進路の選択肢を増やすためにも、子供達に色々な体験をさせてあげられたら良いなと感じました。
・英語の文法の学習が必要かどうかの目安がとても参考になりました
・インター校生にとってのTOEFLの重要性や、家庭内での会話、体験できることを増やすことについてのお話がとても勉強になりました。
・いつも貴重な情報を共有して頂きありがとうございます。どの先生方のお話もとても為になり身の引き締まる思いです。グローバル化が加速する中で英語ができるだけの人間ではなく強いリーダーシップ、協調生、社会性などを育みながら競争社会で戦ってゆく力を身につける為に家庭で出来ることは何だろうかと考えさせられました。