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「小中学部保護者会」を実施しました

2023.05.27

5/11(木)、12(金)の2日間、計4回にわたり、「前期保護者会兼夏期講習説明会」を実施しました。日常生活もすっかりコロナ禍前に戻りましたが、保護者の方の便宜を図りオンラインで実施しました。

各回の冒頭、教室長の満仲から、「アフターコロナ時代に求められる力とは?~探究的対話のすすめ~」と題して、約3年間のコロナ禍を振り返りつつ、自ら意思決定する貴重な機会が大幅に減ってしまったこと、大学入試における総合型選抜が主流になることを踏まえて、質の高い「探究的対話」を通した学習が必要であること、日常の家庭生活でもできることなどを紹介しました。

その後、各科から現在の取り組みと、家庭での注意点などについてお話をしました。

【小3・4の部】
国語科 満仲「思考力を高める語彙の増やし方」
算数科 浜田「思考力を高めるために」
英語科 今村「オービットの英語指導システム」


※説明会後のアンケートから(一部抜粋)

・貴重なお話のご共有ありがとうございました。親子でできる探究的対話として気になる大学の3つのポリシーを読んでみる、という方法は是非やってみたいと思いました。また学校選びの視点で、面倒見の良い学校は子どもにとって良いのではないかと誤解していたので興味深い視点となりました。見方を変えてみたいと思います。
・親の管理型学習から、主体性を育てるために自己管理型学習に切り替えて行こうと思います。私も、子供の学習意欲を高める関わり方を意識的にして行こうと思います。
・まだまだ先の話になりますが、大学への旧AO入試が増えてきているとの話が興味深かったです。全科目伸ばすのも大事ですが、得意を高める選択肢が増えるのだなと思いました。
・私にとっては算数と国語のお話がとても参考になりました。ノートについて、もったいないから詰めて書きなさいと言っていました…そして宿題の管理まで私がしていたので、これからは子供自身が進んでやるように見守りたいと思います。とくに、今たくさん失敗させてください。というお言葉にはハッとさせられました。お話が聞けてよかったです。
・子供の主体的な意思決定を促すために家庭でできることのお話を聞き、親として日々できることはたくさんあると実感しました。コロナ禍で奪われた多くの経験の機会の埋め合わせを親も真剣にサポートしていきたいと思いました。また、子供の語彙の少なさの原因の多くは親にあるというのは身につまされるお話でした。数多くの経験をさせてそれを自分の言葉で語らせるということを意識してサポートしていきたいと思います。
・現在、総合型選抜の大学が増えていることが印象に残りました。また、授業内容について、日本語で小学生では習わないような内容を英文で学べるのはとても刺激があり、繰り返し読めるので素晴らしい教材を使っているなと感心しております。
・今と昔では勉強のやり方が違うんだと考えさせられました。いい勉強になりました。

 

 【小5・6の部】
国語科 満仲「思考力を高める語彙の増やし方」
算数科 浜田「思考力を高めるために」
英語科 今村「オービットの英語指導システム」


※説明会後のアンケートから(一部抜粋)

・いつもお世話になっております。総合型選抜など入試のあり方の変化や、親子でできる「探究的対話」、学校選択の視点、家庭での接し方、語彙力向上の仕方など新たな知見を得たようで、目から鱗が落ちました。先生方の熱意も感じ、また、先生ご自身のお子様の事も例にあげて頂いて親近感を抱きました。何か疑問に思った事を質問をする事は勇気がいる事だと思いますが、質問する事を躊躇わないよう、子供に指導したいと思いました。本日はありがとうございました。
・先生は勤しんでいるほう、と生徒に言われたというエピソードが印象的でした。
そのような先生に教わる機会は貴重だと思います。他の先生方のお話からも、先生方が学ぶことが楽しいと知っていて、その楽しさを伝えたいと思っていることが伝わってきました。また、親の世代の環境と子どもの環境が違うという話、意識しつつも、自分がかけているその色眼鏡をなかなか外せないので、自分が色眼鏡で見てしまっていることを定期的に再認識できる機会が有り難いです。3つのポリシーについては、認識になかったので、選択のポイントとして念頭に置きます。ありがとうございました。
・高校や大学、社会に出る時までを見据えたお話いつも大変参考になっております。
主体性を育てることがいかに重要であるかを常に意識するとともに、この数年間失われていた「体験」する機会をこれからもっと増やしていこうと思います。進路については悩むことばかりですが、変化の激しい今の社会でどんな状況になっても対応できる力をつけていくことが大切だと改めて感じました。
・コロナ禍の影響で子供が自ら選択する力がなくなっているという事がとても印象深かったです。決断力をつけてもらうべく日々意識して接してみようと思いました。また、現在の大学入試は過去とは全く別ということを初めて知りました。貴重なお話しありがとうございました。
・語彙を意識して「区別する」ための7つの視点はとても興味深く、初めての気付きでした。日常生活でも意識していきたいです。「失敗しても大丈夫!」とても心強いです言葉です。シンガポールでの貴重な生活、探究と意志決定の機会を通じて知識のみならず視野を広げていけるよう、充実した日々を過ごしていけるよう家庭でもサポートして参ります。
・息子は人の心情を読んだり、空気を感じ、言語化することが苦手ですので、特に国語の"語彙を増やす"コツはとても勉強になりました。また、今村先生の話に共感しましたので、家庭でも外来語を英語に変えて話すようになりました。
・算数の宿題ついて、全問正解で喜んでいてはいけませんとのお話があり驚きました。簡単に解ける問題ではなく、もっと難しい問題に取り組み、考え悩み答えを導き出す大変さを知り、最後に達成感を味わってほしいと...難しい問題を諦めるのではなく、わからない問題こそ楽しい、興味が湧く、息子にもそんなふうに取り組んでもらえる日が来たらと深く思いました。今回も気付きの多い説明会をありがとうございました。

 

 【日本人中1・2の部】
国語科 内田「土台形成の時期に必要なこと」
数学科 畠山「近年の入試傾向と数学学習への姿勢」
英語科 浜田「英語学習に必要な3ステップ」


※説明会後のアンケートから(一部抜粋)

・これからの時代の学校選択の視点が参考になった。特に面倒見の良い学校は危険であるという話を聞きはっとした。
・満仲先生が最初に話されていた、コロナ禍で顕著になった意思決定力についてのお話が印象に残りました。また、中1からの段階的な勉強の仕方についてのご説明もよく分かりました。帰国時期がわからないため、どの段階までオービットで学べるか分かりませんが、意識して進めていきたいと思います。
・娘がオービットさんの授業はとても面白いと前々から言っておりまして、その理由の一つが先生方の探究的対話にあるのだなと昨日の説明会に参加してわかりました。授業内容だけでなく合間の小話も娘の刺激になっているようです。いつも面白い授業を提供くださりありがとうございます。大学入試で総合型選抜が主流になってきていることも驚きで、大学で学びたいことや将来どんな仕事に就きたいかを明確にしておかないと学校選びができないのと同時に合格することもできないなと危機感を覚えました。本格的に娘と将来について話していかないといけないと実感しました。
・近年の大学の選抜方法は、総合型選抜が増えているというお話では想像よりもその割合が多くなっていることに驚きました。求められている人物像(問題点を見つけ出し「自分ごと」として考え、他者に貢献できるような意思決定ができる)については、子供にとっては果てしなくハードルの高いことに感じましたが、今回の説明会でそれを意識して生活するきっかけを頂けたことはありがたく感じました。親のマインドチェンジも含めて、ご説明頂いた家庭でできる取り組みは意識して実践していきたいと思います。高校選びにおいて何を重要視したら良いか悩んでいましたので、「これからの時代の学校選択の視点」のお話が参考になりました。
・探究的対話の話が参考になりました。最近ニュースに興味を持ったり、これどう思う?と質問してくるのも、塾の影響があるのかなと思いました。いつもありがとうございます。
・入試の一般選抜は、新しいことに挑戦しなくなるという点にハッとさせられました。
・授業内容や受験についてだけでなく、子供に対する接し方や今の時期にするべき事など色々お聞きする事が出来てすごく良かったです。英語の上達法、子供が自分で意思決定する事の大切さ、身近なトピックスでも良いので家族で意見を出し合う機会を作るなどのお話を聞き、親としてどの様に子供をサポートすれば良いかを改めて考える機会になりました。

 

【インター校中1・2の部】
国語科 内田「土台形成の時期に必要なこと」
数学科 東「IBカリキュラムを踏まえた数学学習」
英語科 浜田「インター校生にとってのTOEFL」


※説明会後のアンケートから(一部抜粋)

・いつも有意義な説明会を開催頂きありがとうございます。ちょうど本人も今後の進路について考えているところでしたので、満仲先生が仰っていたように大学、学部の3つのポリシーについて親子で読んで話してみたいと思いました。今後も「やるべきことの中に自分で意義を見つけて」学び続けていって欲しいと思いました。
・大学入試において生徒が求められるものは、世の中の問題点を見つけ出し自分ごととして考えられる者という傾向になってきていることに、今後家庭でも勉強のみならず身の回りで起きている事をテーマに家庭でも話す機会を増やしていきたい。
・思考の深化の必要性について。まさに、今課題と感じている点でした。
・IBカリキュラムの理念とオービットの親和性のお話を聴いて、インター校に通う生徒にとって違和感なく学習に取り組めている環境であることに安心しました。各教科から保護者へのアドバイスが明確で、また反対にお勧めできない話が大変参考になりました。
・数学のハイブリッド対応について、あまりインターのカリキュラムについて詳しく調べていなかったので、昨年セカンダリー1年目(日本では小6)の時に日本の中学で習うような単元が出てきて苦労していたのですが、そちらもカバーしてくださると聞いて安心しました。ありがとうございます。
・大学受験について、日々家庭で出来る探究的対話について、学校選びについて等、どのお話も非常に勉強になりました。どうしても目先の成績だけに目が向きがちなので、教育に対する視点の持ち方も学びになりました。また各教科の先生から、インター校生向けにお話を伺え、授業のことやこれからの学習についてよく分かりました。