受験/英語セミナーを実施しました
2019.09.16
9/8(日)に受験セミナー「シンガポールからの中学高校受験、編入の常識・非常識」、英語教育セミナー「シンガポール在住者のための新しい時代の英語教育」を実施しました。
当日は、お子さまの教育に対して熱心な、多くの保護者の方にご参加いただきました。時代の変化とともに、求められる教育のあり方が変わっていくことを実感していただいたと思います。
ワールドクリエイティブエディケーショングループ代表の後藤敏夫からは、「TOEFL項目別世界ランキング」のスコア表を示しながら、日本の学生のスコアが著しく低いことに警鐘を鳴らし、グローバル時代において世界で活躍するために、4技能英語力を高めることの必要性と重要性をお話しました。
教室長の満仲孝則からは、グローバル化の影響による大学入試センター試験の廃止、英語4技能型民間試験の導入などの大学入試改革や、小学校での英語教科化などの教育制度改革が、中学・高校受験に及ぼす影響と実情を分析した上で、これからの時代に求められる人材像・学力像を具体的に提示しました。
また、具体的にPISA型入試問題と制度の多様化の実例や、偏差値に代わる新しい評価軸を紹介し、日本の教育、入試制度が国際標準になりつつあること、そのために在星保護者がもつべき視点を提示しました。
教務主任の浜田昌樹からは、シンガポールからの中学入試における一般枠・帰国枠のそれぞれのメリット・デメリットを踏まえ、在星保護者の方が採るべき今後の具体的指針をお話しました。また、現在の高校入試問題のトレンドを分析し、特に難化する英語を見据えた受験を成功させるための戦略について、実際の過去の生徒の具体的事例を紹介しながらお話しました。
そして、具体的な学校選択にあたって、帰国生が伸びる学校、つぶれてしまう学校の見極め方についてお話しました。
海外生にとっての受験は、国内生の受験とはシステムも準備方法も全く異なります。同じ海外生であっても、日本人学校生とインター校生とでも異なります。日本人学校生、インター校生いずれの生徒の受験指導も実践してきたオービットならではの情報を提供させていただきました。これからの入試制度の変革の展望をも踏まえつつ、今後の進路方針の決定とその準備の参考にしていただけたのではないでしょうか。
午後からの英語教育セミナーでは、まず、教務主任の浜田から、「危ない英語学習」として英語学習の失敗例を挙げつつ、これからの時代に必要な英語学習のメカニズムを解き明かしながら4技能のバランスの重要性を紹介しました。また、シンガポールにいる間に意識すべきこと、学習の視点をお話しました。
次に教務副主任の今村からは、オービットの成功事例を紹介しながら、シンガポールでの効果的な英語学習方法についてお話しました。学年・学習歴等に応じて正しい英語学習方法をとることで、日本人学校生でもインター校生に負けない、試験だけではなく将来においてもそのまま役に立つ英語力を身につけられることをお話しました。
オービットではこれまで、適切ではない英語学習をしてしまったことで英語力が伸び悩んだり、英語嫌いになってしまったりした方からのご相談を多くいただいてきました。シンガポールは英語学習環境としては大変恵まれた場所です。シンガポール在住経験を英語力伸長のためにも活かすべく、今回のセミナーの内容がお役に立てていただけると幸いです。
いずれのセミナーも、「参加したかった」、との声を数多くいただきましたので、10/6(日)に同内容のセミナーを実施することになりました。
ご興味のある方はぜひご参加ください。