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受験セミナー「グローバル時代の中学高校受験と学校選択」を実施しました

2019.05.25

5/12(日)に、毎回好評をいただいております受験セミナー「グローバル時代の中学・高校受験と学校選択」を実施しました。2時間という盛りだくさんの内容でしたが、ご参加いただいた保護者の方は熱心にメモを取りながら、最後まで真剣な表情で耳を傾けていらっしゃいました。その姿に、シンガポールの保護者の方の教育への意識の高さを実感しました。今回もお役に立てていただける内容になったかと思います。 resize_DSC05931
ワールドクリエイティブエディケーショングループ代表の後藤敏夫からは、近年の教育と受験の急激な変化の実例を紹介しながら、新しい時代の教育に対応できている学校とそうでない学校の見極めが重要になってくることを訴えました。また、大学受験におけるAO入試の拡大が意味するところを読み解き、「継続教育」の視点の必要性と重要性を述べました。 resize_DSC05924
教室長の満仲孝則からは、グローバル化の影響による大学入試センター試験の廃止、英語4技能型民間試験の導入などの大学入試改革や、小学校での英語教科化などの教育制度改革が、中学・高校受験に及ぼす影響と実情を分析した上で、これからの時代に求められる人材像・学力像を具体的に提示しました。 また、具体的にPISA型入試問題と制度の多様化の実例や、偏差値に代わる新しい評価軸を紹介し、日本の教育、入試制度が国際標準になりつつあること、そのために在星保護者がもつべき視点を提示しました。 resize_DSC05972
教務主任の浜田昌樹からは、シンガポールからの中学入試における一般枠・帰国枠のそれぞれのメリット・デメリットを踏まえ、在星保護者の方が採るべき今後の具体的指針をお話しました。また、現在の高校入試問題のトレンドを分析し、特に難化する英語を見据えた受験を成功させるための戦略について、実際の過去の生徒の具体的事例を紹介しながらお話しました。 そして、具体的な学校選択にあたって、帰国生が伸びる学校、つぶれてしまう学校の見極め方についてお話しました。 resize_DSC05997 海外生にとっての受験は、国内生の受験とはシステムも準備方法も全く異なります。同じ海外生であっても、日本人学校生とインター校生とでも異なります。日本人学校生、インター校生いずれの生徒の受験指導も実践してきたオービットならではの情報を提供させていただきました。これからの入試制度の変革の展望をも踏まえつつ、今後の進路方針の決定とその準備の参考にしていただけたのではないでしょうか。
おかげさまで「オービットは教育情報の発信の質・量がシンガポール随一」との評価を各方面からいただいております。セミナー後も、入会カウンセリングのご希望をいくつかいただきました。今後もオービットは在星保護者のためにお役に立てる情報を積極的に発信してまいります。ご期待ください。
セミナー後の参加者アンケートから(一部抜粋) ・率直にオービットのお考えをお聞きでき、すばらしかった。ありがとうございました。 ・海外生としての強みをどのように生かせばいいのか分かった。 ・日本を出て長いです。海外で子育てをしてきて不安も多いですが、良かったなと思いました。子供たちはずっと家庭学習できていますが、いつかお世話になる日が来るかと思いました。 ・最近の傾向がわかりやすく、非常に良く理解出来ました。 ・世の中にあふれている受験情報をきちんと整理してわかり易くお話してくださって、本当に参加して良かったと思いました。帰ったら息子にも話してあげたいと思います。先々の進路を考えると不安になることも多いですが、今の環境を楽しむことも大切だと感じました。 ・これまで色々とセミナーを拝聴してきましたが、その中でもダントツに分かりやすく、身にしみる内容でした。どの先生方も伝える技術をお持ちで2時間があっという間でした!これからは「親もPISA型」というパワーワード、胸にしっかり留めて子育てしていきます。ありがとうございました。