「前期保護者会」を実施しました
2017.06.10
5/9、5/11、5/12と5/25の4日間、計6回にわたって、「前期保護者会」を実施しました。オービットの2017年度授業が始まり2ヵ月少々が経過し、指導方針を改めてご理解いただき、さらに学習効果を高めるために実施いたしました。各回ともたくさんの保護者の方にご参加いただきましてありがとうございました。
まず、ワールドクリエイティブエデュケーショングループ代表の後藤敏夫から、教育のグローバル化が進む中、これからの時代のお子さまの教育に必要な視点として、OECD(経済開発協力機構)のPISAが提唱する3つの力(主体性、多様性、協働性)と、新たな視点であるグローバルコンピテンシー(グローバルな世界で生きていく能力があるかどうか)が求められていることをご紹介しました。
次に、教務スタッフ全員からご挨拶をさせていただきました。多様なバックグラウンドを持った個性豊かな自慢の講師陣です。
教科担当者からは、教室での具体的な事例を挙げながら、各学年・各教科の指導方針についてお話しました。ご家庭でのお子さまとの接し方など、オービットだけではなく、ご家庭での教育のヒントとなることもご紹介しました。どの保護者の方も熱心にメモを取りながらも、楽しんでお話を聞いていただけたようです。オービットの指導理念に対する思いの強さ、教科専門性の高さを垣間見ていただけたかと思います。
【小3・4の部】
国語科 「論理的思考力を養う漢字学習法」
算数科 「『難問』を解くために、身につけたい感覚」
英語科 「4技能英語を目指す理由、そのために今できること」
※参加者アンケートから(一部抜粋)
・私達が育った頃と勉強法を変えねばいけない事が分かったのが大きかったです。自分のやり方を押しつけないよう、考える力を育てたいと思います。漢字を覚えるのが苦手なので、ストーリーを与えて覚えさせるような親の努力も必要だと思いました。
・先日、子供に線分図の説明を求められ、私自身が全く説明できませんでした。いかにつめこみで学生生活を送ってきたのかと実感し、先生の「考える力」で問題を解いていくと頭がクリアーになりました。部首の漢字の成り立ちも、大変よく分かり、子供がこの様なわかりやすい授業をうけているのだなと思うと安心いたしました。今後とも、楽しく学べる学習をよろしくお願いします。
・各教科の先生方の話がとても楽しく、最後まで眠くならないで聞くことが出来ました。漢字のなりたち、数の楽しさなど、子供が楽しく授業を受けられる印象を受けました。
・漢字の話、数字の特殊性、楽しく授業が受けられそうな内容だと思いました。面白かったです。吉田先生の実体験、英語の勉強を嫌々している子供に聞かせたいと思います。
・「問題を見て解ける子が数学ができる子ではない」というお話、問題を解く過程が重要だということを再認識いたしました。
・算数の数の特殊性や国語の部首の話など、興味深く聞かせて頂きました。実際子どもがこのような話を聞かせて頂けていることを嬉しく思いました。知識のみをつめこむ形ではなく、考え、表現する力を身につけさせたいと感じました。
・各教科のお話を聞いて、家ではただ量だけをやらせているだけだという事に、又私自身知識が少なく、上手に子供に接する事ができていないという事に気がつきました。今後は少し時間に余裕を持ち、一つ一つを大切に考える習慣をつけていけるような勉強をさせてあげたいと思いました。
【小5の部】
国語科 「文章読解で論理的思考を養う3つの視点」
算数科 「暗記+猛勉強は、『理解していない生徒』の勉強法」
英語科 「4技能英語を目指す理由、そのために今できること」
※参加者アンケートから(一部抜粋)
・各教科の方針が理解出来ました。本人のやる気を出させる事が大切だと思っていましたが、親からの働きかけも今日聞いたお話をもとに強化していきたいと思いました。「日本と海外の違い」、日本をほとんど知らないため今後意識させたいと思います。
・シンガポールという恵まれた環境を活かして、英語と算数の能力を伸ばしていくことが5年生という今、いかに大切であるかが、後藤先生のお話から良く分かりました。周りに惑わされず自分の子どもが活き活きと生活できる環境に置いてあげることが本当に重要だというお言葉に改めて忘れてはいけない事を思い出させていただきました。
・満仲先生の「文章の読み取り方」についての話、とても印象的です。日常生活の中で意識しながら習慣をつけることがとても重要だと思っています。
・日本の教育環境の変化についてのお話は、いつもとても参考になります。国語の文章に関する3技法のお話は、国語に限らず役立つと思いました。有難うございました。
・満仲先生の論理的に考える話は、勉強になりました。英語の音読も頑張ります!
・算数の割合の考え方が、全ての分野に通じているという点はあまり意識したことがなかったので、非常にためになった。
・英語の先生の実体験のお話がリアリティがあってよかったです。音読の大切さがよくわかりました。国算も先々に生かせるような工夫のされた指導をして下さっていることがよくわかりました。
・国語科も算数科も実際に授業を受けているようで、とても興味深く、あっという間に感じられました。英語の音読の宿題も、ただやるだけになっていましたが、これからは時間をかけてやらせたいと思います。
・満仲先生、浜田先生、吉田先生から教科別の指導方針を具体的に伺い、子ども達が普段どれだけ楽しくまた刺激のある授業を受けているかが良く分かりました。オービットのように、テクニックだけではなく論理的思考を身につけさせてくれる塾で学べる我が子がうらやましいです(私が幼少期にこんな塾で学びたかったです)。
【小6の部】
国語科 「将来を見据え、鍛えたい思考・表現力」
算数科 「算数に対する苦手意識を克服する学習法」
英語科 「4技能英語を目指す理由、そのために今できること」
※参加者アンケートから(一部抜粋)
・後藤先生の「協働性」のお話が印象に残りました。息子はシンガポールに来てから、まさに「ぽわんとしている、マイペース」に拍車がかかっており、少々不安に思っていましたが、それは悪い事ではなく、良い影響も受けていたのだと分かり、安心しました。息子の良い面をつぶさないような学校選びをしたいと感じました。
・代表のお話の中で、Active Learningのすすめに関する4つのポイントは大変興味深く感じました。ありがとうございました。
・日本の教育がかわっていっている方向、求められている学習は、インターの教育で日常的に言われている事が沢山ある事が改めてわかりました。貴重な機会をしっかり活かせるよう、声をかけていきたいと思います。各科の具体的なお話が聞けてよかったです。
・シンガポールに住んでいる環境を生かしてもっと色々な経験を意識してさせてあげたいと思いました。英語の音読学習をサボりがちでしたので、声かけをしていこうと思います。
・今の状況が子供達にとっていかに恵まれていることが分かりました。英語担当の先生のお話で今は種まきの時期というのをよく考え子供達に色々な経験をさせたいと思いました。
・どの先生の話も具体的に授業をイメージできてよかったです。吉田先生のお話は特によく分かりおもしろかったです。教えていただいている内容が聞けて様子が分かって良かったです。
・英語の音読のお話を聞いて、学校の宿題(国語)の音読の意味がわかったような気がします。
・各科の先生からのお話で今の息子に足りないものが沢山あることがわかりました。個別面談でどうそれを伸ばしていくかお知恵拝借できればと思います。
【日本人学校 中1・2の部】
国語科 「入試改革で問われる思考・表現力」
数学科 「勉強量ではなく、『質の転換』を褒めることで伸ばす」
英語科 「入試からの逆算!今行うべき英語学習とは?」
※参加者アンケートから(一部抜粋)
・数学は間違った方向に勉強するとマイナスになってしまう、正しい方向に勉強しないと意味がないという話が印象に残りました。
・数学科の今大切なことは、勉強の仕方を変える、勉強へのスタンスを変える、それが学力向上につながるという話は、とても興味深かったです。今更ながら、多様性のシンガポール生活を子供も私達も楽しめたらと思います。
・英語の音読の重要性を子どもに再認識してもらうようにしたいです。
・国語と英語の受験問題が難しいことに驚いた。わかりやすく教えて頂きありがとうございます。
・3教科の学習方針について、各科興味深く聞きました。
・勉強の仕方について、お話を伺えて良かったです。
・新しい講師陣の紹介、多様な顔ぶれに期待です。英語の今村先生のお話はとても面白く興味を引きました。
・どの先生も非常にお話がわかりやすく、ひきこまれてしまいました。子ども達も楽しく授業を受けている様子が想像できました。
【インター校 中1・2の部】
国語科 「小手先のテクニックより議論を」
数学科 「高校受験とインター校のカリキュラムを両立させるために」
英語科 「段階によって異なる、インター生の英語学習法」
※参加者アンケートから(一部抜粋)
・各授業の内容、取り組み方から生活の注意点まで、よく分かりました。家族でも話し合わないといけないお話も伺えました。有難うございました。
・何故若いうちの異文化体験が大切であるか、そしてそれがどれくらい重要であるかを後藤先生の実体験のお話から切実に感じました。我が子が今後の人生を「ジャポネトロピカーナ」として生きていく上で保護者としてサポートすべきポイントが分かった気がします。
・英語脳のお話、姉弟にわたって考えさせられる内容でした。
・英語の授業の説明で、英語を獲得するまでの変化の様子についての話は、大変興味深く聞かせていただきました。
・内田先生のお話にあった「関心の幅を広げる」という言葉が心に響きました。日本に住んでいない今、中2になりもっと色々な事を知っておくべきだと話していたところでした。
・鈴木先生、内田先生、浜田先生のお話から、子ども達が授業を通じて学問以上の事をたくさん教わっていることが良く分かりました。子どもにも自分がいかに恵まれているか分かった上でもっと積極的に様々なことを先生方から学びとってほしいと思いました。
・インター生の特徴が正に息子の事を言われているようで、帰国後確実に浮くとの事ですので、国語のパートでお話頂いたように、自分の意見を持ち、伝える力を身に付けさせ、少しでも学校になじめるよう力を付けていきたいと思います。
・インター校へ通っている特長を活かしたカリキュラムを組んで頂けることが分かりました。
【中3受験 保護者懇談会】
中3受験対象の懇談会では、高校入試に向けての全体的なスケジュールを踏まえ、志望校および受験校決定の仕方やその注意点、戦略的な計画立案の重要性と必要性、ご家庭での注意点等についてお話しました。単なる目先のテクニック的な準備の話ではなく、将来の就職活動や社会に出てからの活躍を願う視点でのオービット流の受験準備をお話させていただきました。
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