英語で先端医療を学ぶ 櫻井 ひかり さん
2015.09.12
櫻井 ひかり さん UWCSEA 2014年5月卒業
進学校 : The University of Edinburgh Bachelor of Medicine and Surgery
その他合格校 : Semmelweis University Bachelor of Medicine and Surgery, University of Pecs Bachelor of Medicine and Surgery
University of Szeged Bachelor of Medicine and Surgery
受講歴 : 高等部コース IB-Math、基礎論述、大学入試小論文
オービットとの出会いのきっかけ
3歳の時に父の転勤が理由でシンガポールに来星しました。そして、私と妹を英語が出来る日本人に育てることに熱心であった両親は、私達をインターナショナルスクールに入学させてくれました。そして、インター校生向けの学習サポートもあり、日本語での教科授業が受けられる「海外生に適した塾」として知られていたオービットに入会しました。インター校の休みに合わせて実施される夏期講習に参加したり、自分の将来に合った国際バカロレア(IB)の科目選択法などのセミナーに参加したりと、入会する前からも、オービットには大変お世話になりました。先生方の熱心な姿勢に生徒の学習姿勢も変わる場所
私にとって、オービットの一番の良いところは「居心地が良い所」だと思います。何に対しても、自分が努力する姿勢を見せれば、先生方も精一杯サポートしてくれます。「土曜自習教室」にも自ら進んで足を運ぶ生徒が多く、課題が難しくても、量が多くても、苦にならずに勉強が出来ました。また、インター校の課題で理解出来なかったことも、受け持ちの先生でなくても、色々調べてくれたり、一緒に悩んでくれたりと、分からないことがあればどの先生にも気軽に聞けるところであったことに感謝しています。オービットは、先生方の生徒達に対する熱心な姿勢によって、生徒の勉強に対する姿勢を変えてくれる場所だと感じます。エディンバラ大学では世界中から集まった「天才達」の中で揉まれる毎日
エディンバラ大学での1年目は、これまでになく充実したものだったと思います。新しい場所で色々な人達と出会って、世界中から集まった「天才達」の中で揉まれた毎日は、何もかもが初体験でした。シンガポールのインター校に15年間通った者として、自分は比較的広い世界観を持っていると考えていたのですが、大学に行って、自分がどれだけ限られた世界で過ごして来たのかを痛感しました。試験勉強だけでも一生懸命だった自分の周りには、生活費を稼ぐために夜も働いていた友達が何人もいました。文化だけでなく、経済的価値観や、人生観、世界観と、様々な価値観を持った人達と日々接することで、この1年だけでも自分なりに成長出来たのではないかと感じています。また、初の寮生活も思い出に残るものとなりました。1年目を振り返って、頭に浮かぶ思い出の数々は、一緒に1年間寮生活を過ごした貴重な友達が特別にしてくれたのだと思っています。 また、先生方の関係を大切にしてきた自分としては、教授と話す機会が全くと言っていいほど無い大学での勉強のスタイルに最初は戸惑いました。自分から積極的に情報を集めていかないと置いていかれると初日から実感させられました。ほとんどの勉強が自習である上、ソーシャルライフも全く自由な大学では、勉強と遊びのバランスが自分に合った人達を見つけることが大切なのだと思います(2年目も楽しい一年になりますように!)。