高等部講座説明会を実施しました
2015.09.09
オービットの高等部では、既に8/18から2015-16年度の新年度授業を開始していますが、今回は、これまで塾に通っていなかった方、日本から赴任されたばかりの方を対象に、高等部講座説明会を実施しました。参加された皆さんは、初めて聞く内容にメモをとりながら、最後まで熱心に聞いていらっしゃいました。
説明会ではまず、ワールドクリエイティブエデュケーショングループ代表の後藤敏夫から、ますますグローバル化が進む世界で求められる人材像を踏まえ、スーパーグローバル大学の選定やG型・L型大学への二極化の目的、日本人生徒の課題など、考えるべき進路の方向性の視点を紹介しました。
教室長の満仲孝則からは、シンガポールのインター校生の進路の選択肢として、日本国内大学・海外大学進学を紹介し、その入試のパターン(帰国枠・AO)の概要と近年の傾向、今から準備すべきポイント・注意点について説明しました。また、大学・学部選択の前提として、将来の職業選択からの逆算の意識づけと方向性の決定の視点についてもお話しました。
教務主任の浜田昌樹からは、インター校生にとって必須のIB(国際バカロレア)・TOEFLのスコアと大学入試結果との具体的なケーススタディを示しつつ、大学学部の入試難度とスコアとの相関関係についてお話しました。また、国内大学受験におけるIBやTOEFLへの評価の高まりを踏まえた、受験を成功させるための具体的戦術を紹介しました。
海外からの大学受験は、所属しているインター校の種別や、海外での学習歴や英語力等の個別の事情はもちろんのこと、帰国時期のタイミング、本人の志望分野など、様々な観点を踏まえた上での緻密な計画と準備が必要であり、付け焼刃では対応できません。オービットでは、シンガポールからの大学進学についても、今後も戦略的な対策を提示していきます。