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オービットで多様性への寛容さを学んだ 池本 仁美さん

2024.04.21

オービットで多様性への寛容さを学んだ 池本 仁美 さん

池本 仁美(いけもと ひとみ)さん
オービットの在籍期間:2013~2017年(小学5年~中学3年)
Canadian International School(小学4年~小学5年)
シンガポール日本人学校小学部チャンギ校(小学5年~卒業)
シンガポール日本人学校中学部卒業(2018年)
東京都立西高等学校卒業(2021年)
東京外国語大学言語文化学部ベトナム語専攻入学(2021年~)
現在、ホーチミン市人文科学大学(ベトナム)に1年間の交換留学中

求めていた日本人学校生とインター校生の「共生空間」

オービットを選んだ理由は、両親の勧めでした。シンガポールでの学校生活をインターナショナルスクールで始めたものの、本帰国の際の進学に備えた日本人学校への転入も視野に入れていたこともあり、インター生と日本人学校生が共に学ぶ環境であるということが決め手になったと思います。また、英語が全く話せなかったのでネイティブの先生が英語の授業を行なっていることも、インター校で学習していく上でとても魅力的に感じていました。 実際、オービットに入って、インター生、日本人学校生両方との繋がりを持つことができ、オービットに通うことが日々の楽しみになっていました。インター校時代はインター校の子と色々な情報交換やたわいのない話ができて心細さが減ったし、日本人学校に転校した際もオービットの友達が学校に何人かいたことで、すぐ新しい環境に馴染めたのが記憶に残っています。

「進学後にも生きる指導」 + 「一生ものの仲間たち」

オービットで学んだことは、たくさんありすぎて何から思い出せばいいのか分かりませんが、学校や受験に必要な知識やテクニックはもちろん、勉強の大枠となる体系的なことまで教えてくれていたのだなと思います。特に英語では、テキストに沿った勉強だけでなく、学校では学ぶ機会がない発音記号のことまで、教えてくださったことが強く印象に残っています。あの頃は「なんでこんなことするんだろう?」と一見面倒だと思う気持ちもありましたが、振り返ってみると、ただ単に目前の問題に正解する勉強ではなく、「読む」「書く」「聞く」「話す」の4技能をしっかりと学ばなければならないという、今になっても生きてくる語学学習の基礎が築けていたのだと思います。

また、オービットは先生と生徒の距離が近く、日頃から気軽に色んな質問をしたり、学校での話をしたりしていたため、進路の相談も気軽にできる環境が整っていました。生徒も学校はもちろん性格も色々な人がいて、毎回塾に来て、授業を受けるのが楽しみでした。今でも連絡を取ってオービットの話で盛り上がったりもするので、私にとってオービットで過ごした時間はすごく思い出に残っています。

夢はベトナムでの「現地貢献」

現在は、一度旅行に行って以来すっかり好きになってしまったベトナムに交換留学中で、ベトナムの洗礼を受ける日々を過ごしています。シンガポールに滞在していた時の暮らしとは色々な面で違うことが多いですが、現地の環境にも比較的すぐに適応することができ、昔の海外生活で得た多様性への寛容さが生きているのかなと思います。近い目標はベトナム語がペラペラになること、将来の目標は何かしらの形でベトナム人の生活をより豊かにする職に就くことです!

満仲孝則先生からのメッセージ

オービットに入会した頃は「猫を『何匹も』被っている」かのような大人しい仁美さんでしたが、オービットの授業や雰囲気に慣れるにつれ、被っていた猫を次々と脱ぎ捨てて(!?)、学年の中心メンバーの一人になっていったのが印象的でした。ベトナムでの留学生活でも、まさに「猫を被らず」ありのままの仁美さんらしく頑張ってくれることを期待しています!