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「後期保護者会」を実施しました

2024.11.02

10/3(木)、4(金)の2日間、計4回にわたって、「後期保護者会」を実施しました。すっかり定着したオンラインでの実施となりましたが、今回もたくさんの方にご参加いただきました。
各回の冒頭、教室長の満仲からは、「AI時代を生き抜く子どもを育てるには~子どもをダメにするタイパ・コスパ思考~」というテーマで、時代の加速度的な変化とAIの進展を踏まえ、これからの時代に求められる才能と保護者がもつべき意識を具体例を交えながらお話をしました。
また、各教科担当からは、オービットでの教科学習の取り組みと、ご家庭での注意点などをお話しました。

■小3・4の部
国語科 満仲 「国語力が伸びる子、伸びない子の違いとは?」
算数科 浜田 「正確性を鍛えるために」
英語科 今村 「定性的な英語力の伸長測定」

【参加者アンケートから(一部抜粋)】
・どの先生のお話もとても具体的で参考になり、勉強になりました。満仲先生のタイパ、コスパのお話は、私自身が数字に囚われている事に気付かされ、親子ともども視野を広く持つ工夫をしていこうと思いました。そして、これからの時代に求められる多様性を子供達が体感して身に付けるのは、シンガポールにいる今が絶好の機会だと改めて感じました。国語力を高くする為には精神年齢を上げる=他者意識を持たせる、というお話も中1の兄にも必要な要素だと思いました。浜田先生の子供に概算をする係に任命するというのも早速やってみようと思います。貴重なお話をありがとうございました。
・今日はありがとうございました。いずれも素晴らしい内容のお話でした。浜田先生の概算を身につけさせる重要性。素因数分解を使う計算は大人では気付かずにしていたことの気づきでした。満仲先生の他者意識を高めることの重要性は、再認識することができました。今村先生の英語への認識は、ついつい日本語学習に繋げたくなる大人サイドの都合を改めて考えさせられました。日々の生活でついつい忘れがちな多様な評価軸についても、改めてその重要性と先生方の姿勢を知ることができ今日はとても良い機会でした。
・自分ではチョイスしないものやことにあえて触れて視野を広げたり、他者意識をするだけで世界の見え方が格段に広がることを学びました。即実践します。親子の関わり方が、またアップデートできて感謝しています。ありがとうございました。
・日々の家庭での子供との向き合い方における様々な指針を頂けて、とても参考になりました。計算ミスは本当にケアレスミスか?というお話もとても興味深く、そのあと先生に伺った効果的な計算の確認方法を子供に教えたところ、計算の取り組み方に変化が見られました。ありがとうございました。
・偏差値やテストの点数等の数字にこだわり過ぎることの危険性について考えさせられました。今後の子供との関わり方について、こちらも視点を変えていかなければならないと思いました。
・所属するフィールド、コミュニティが重要というお話、子供への評価軸を多く持ち適性を見極める、向かないものは捨てられるというお話に共感いたしました。我が家も同じような考え方で子供と向き合ってきましたので、これから塾でお世話になりますが、とても心強く感じました。


■小5の部
国語科 満仲 「国語力を伸ばす『他者意識』とは?」
算数科 浜田 「『この時期』の算数学習」
英語科 今村 「伸びている? 英語力の測り方」

【参加者アンケートから(一部抜粋)】
・特にAI以降の社会で人間に求められる価値、子どもの成長においてのデジタルサービスとのつき合い方などが、子どもの教育方針・家庭でのあり方において大変参考になりました。
・オービットに入る前は「算数って好きじゃない。だって答えが1個しかないんだもん。」と言っていたのですが、オービットの算数に通い始めてから算数が好きになったと言っています。今日のお話を聞いて、本人がそう言う理由がよく分かりました。
・国語の読解力について話を聞くと、なぜ国語が親子で苦手なのかが分かった。今日の話を聞いて、子供に対する向き合い方で、自分も視野が狭くなっているなと感じた。言ってはいけない言葉も沢山言ってしまってるなと反省した。しかし、今回の話の記憶より受験前になり焦りと感情が上回ってまたいらぬことを言ってしまいそうだなと思ってしまった。
・国語の問いで出題者という第三者を意識するという視点には、なるほどと思いました。他者意識がまさに現実社会において必要な本質的なスキルであるという点にも納得しました。このような視点を持つと国語の学習も面白くなりそうなので家でも話してみようと思います。
・好きなものはなんでも役に立つ、という言葉は心に残りました。保護者が持つべき意識やどのような声かけをすべきかなど、家庭でも心掛けて実施、サポートしていきたいと感じました。
・親世代の成功例が今の子供達にとって成功するわけではないということが印象に残った


■日本人中1・2の部
国語科 内田 「あらためて考える『読書』の目的は?」
数学科 畠山 「近年の入試傾向と数学学習の心構え」
英語科 平尾 「今の時代に求められている中学生の英語力」

【参加者アンケートから(一部抜粋)】
・AIの得意な分野、人間の特有の能力を考え、生活の中で様々な違いを見つけていき、今後を生き抜くヒントにしていきたいと思います。数字にとらわれすぎている自分を反省しました。ただ、数字が重要視され部場面は多々ある事も念頭に置いておきます。
・コスパ、タイパを優先しがちな生活環境だからこそ、情報にとらわれず、人間力を深められるよう子供達のサポートをしていけたらと私自身も考えさせられました。
・オービットやっぱり好き!って思いました(笑)塾ですが、ただ受験に合格させること以上に、教養のある先生方に長い目で見た教育をしていただいていると感じます。
・高校受験先の学校を選ぶ上で、何に役立つかを強調する学校の危険性について、選ぶ基準を考えさせられました。再度色々な高校を検討していきたいと思います。
・数学のクラス分けの定義が聞けて良かったです。成績のみでなく特性を見てご判断いただけていて安心しました。準受験生として気持ちを引き締めて本人にも頑張ってもらいたいと思います。
・数学において、小手先の学びでは最近の入試では対応できないということ。子供の数学の授業とオービットで学ぶ数学は先生の言うことが違うと話していたので、とても安心しています。
・現代の中学生の学習、生活環境について参考になりました。AIと共存できる思考力と人間力をたくさん養ってほしいです。


■インター中1・2の部
国語科 内田 「あらためて考える『読書』の目的は?」
数学科 東 「ラポールのある数学学習環境」
英語科 平尾 「TOEFLとIELTSどちらを受験したら良いか」

【参加者アンケートから(一部抜粋)】
・お話を伺い、AIに置き換わられる・使われる人間ではなく、AIを駆使して価値を生み出す人間に育ってほしいと改めて感じました。とはいえ、必要最低限行う必要がある学習もあるため、経験させたいこと・学ばせたいことの優先順位を決め、シンガポール生活での時間を有効に使っていきたいと思いますので、引き続きご指導をお願いいたします。
・『先生の本棚』が今年も配られるとのことで楽しみにしています。昨年度も本を購入する際にとても参考になりました。この先生がおすすめしていたよ、と息子に声をかけると、その本を手に取りやすくなっていたように感じました。
・国語科「親子で同じ本を読み感想を言い合う」という話が印象に残りました。小さい頃はあまり本を読まない子でしたが、小4ぐらいから少しずつ本を読むようになってきて、小5.6年中1ぐらいまでの3年間は結構な読書量があったと思います。Y9 になったあたりから、学校の勉強・塾の勉強が忙しくなり本を読む時間があまり取れなくなってきたようで読書量が落ちています。好きな本のジャンルが私と似ていますので、また本を勧めて感想を言い合えるようになるといいなと思います。英語科のTOEFLとIELTSの受験の話も大変参考になりました。
・どのお話も大変ためになりました。TOEFLとIELTSの違いを把握できていなかったので、分かりやすく説明していただけて良かったです。ありがとうございました。