「念願の海外大学へ」
(2024.7.15付)
中学校生活も半ばに差し掛かったころ、父の仕事の関係で日本からシンガポールに来ることになりました。日本で志していた高校の受験ができないことになり、インター校に入学することが決定したとき、心の中ではすでに海外大学への進学を決心していました。そして、IB Diplomaを取得する過程でより海外大学への進学が現実味を帯びてきたので、日本の大学は考えず、思い切って海外大学に絞って出願をしました。
結果、ありがたくイギリスとカナダの大学数校からオファーを頂きました。合格した後、どちらの国に行くのか迷いましたが、ロンドンの大学のレベルの高さからImperial College Londonへの進学を決めました。
学部はGeophysics(地球物理学)を選択しました。幼い頃から海洋そのものに興味があり、自分の得意な科学や物理の知識が自然に対して作用するのかを知りたいという思いからGeophysicsを選びました。
当たり前のことですが「疑問を残さない」ように気を付けていました。
IBDPを取得するまでに、多岐に渡る学習が必須となります。六教科の勉強、Extended Essay、TOK、それに加えてTOEFLの学習も並行して進めていかなければいけませんでした。まさに時間との戦いで、効率的に時間を使うことが必要でした。
時間の無い中で学習を効率化するために、予習・復習は最低限にし、授業時間内で学習を完結させるスタイルを選択しました。授業で出た疑問はその場で先生に聞き、授業中に解決しておくことを心掛けました。どうしても先生に聞けなかったときは、その科目が得意な友達を捕まえて、その日のうちに教えてもらうこともありました。
僕は主に英語を受講していました。TOEFLとIELTSのアカデミック英語のスコアを伸ばしてもらえたことは本当に感謝しています。
海外大学を志す生徒にとって、英語資格をIBカリキュラムが始まる前に取得しておくと有利です。僕も独学でTOEFLの学習を進めていましたが、やはり限界がありました。オービットに入る前は対策のノウハウが今一つ掴めずに悩んでいたので、本当に助かりました。
オービットで学んだ英語は、TOEFLだけでなく学校の授業にも有効に繋がりました。TOEFLの学習と学校の学習が互いに作用し合い、非常に有効だったと思っています。
※編集者注:上記の文章は生徒へのインタビューをもとにオービットがまとめました。