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オービットで何事にも挑戦する精神を学んだ 宗像真宏さん

2023.07.20

オービットで何事にも挑戦する精神を学んだ 宗像真宏さん

宗像真宏(むなかたまさひろ)さん
オービットの在籍期間、2004年~2009年(小4~中3)
シンガポール日本人小学校チャンギ校(1999~2006)
シンガポール日本人中学校(2006~2009)
同志社国際高校(2009~2012)
同志社大学文化情報学部(2012~2016)
日本放送協会(2016~2022.6)
讀賣テレビ放送株式会社(2022.7~現在)
 

オービットとの出会い

父親の仕事の関係で5歳の時にシンガポールに引っ越しました。同級生が当たり前のように塾に通い中学受験や高校受験の準備をしている中で私も塾に通うことになり、シンガポールにあるほとんどの塾に体験に行きました。その中でオービットが一番親身かつ伸び伸びとした環境で勉強ができると感じ入塾を決めました。

入塾した後もその印象は変わらず、授業以外の自習では分からない所を自分のレベルに合わせて丁寧に教えて頂いたりと勉強を苦に感じることはありませんでした。

オービットで学んだこと

オービットで学んだことはたくさんありますが、その中で今も大切にしているものが2つあります。1つ目は問題解決をする際のプロセスの大切さです。受験勉強の時の数学などの問題もそうですが、答えがあっているだけではなく、その問題を解くための公式の理解など一つ一つ丁寧に教えて頂いていたと記憶しています。こうした問題を解決する際のプロセスの大切さは現在の仕事にも十分活きていると思います。

2つ目が何事にも挑戦する精神です。問題が解けないからとすぐ諦めるのではなく、自分が持てる力をすべて使って色々な角度から挑戦をする。受験の際もそうでしたが、自分がこれまでオービットから受験したことのない高校に行きたいと言って受験を決めた際も、挑戦するなら全力でサポートしてくれるなど挑戦する大切さを学びました。

振り返るとこの時が一番全力で楽しく勉強ができていたなと感じています。自分にとってオービットという環境がどれだけ大切なものなのかを再認識しました。

今後の目標

大学を卒業したあとNHKに入局しました。NHKでは記者として子どもの自殺の原因に着目した番組や豪雨や台風、それに地震などの災害対策の番組などを制作し、去年7月からは大阪にある読売テレビで記者として仕事をしています。
今は安倍元総理銃撃事件が起きる原因の一つにもなった“宗教2世”問題を取材していて、社会に深く問題提起する番組作りを目指しています。
そして将来は海外支局に赴任し、日本に帰ってきたときによりグローバルな視点から報道ができるよう目指しています。

もう一つは高校から続けているアメリカンフットボールです。オービットで学んだ挑戦することの大切さを忘れないためにも、平日は仕事をしながら土日はアメリカンフットボール選手として活動しています。
仕事もプライベートもどちらも一流でいられることを目指して今後も常に何かに挑戦したいと思っています。

湯田浩輔先生(数学担当)からのメッセージ

当時の宗像くんは、「納得いくまで食らいつく」を地で行く生徒でした。数学の問題で長時間粘ったり、同級生や先生ともいろんな話でやりあったりと、解答や結論をとことん追い求める宗像くんにとっては、報道はまさに天職と言えるのではないかと思います。今後も鋭い視点でいろいろな社会問題に切り込んでいくような報道を期待しています。