受験セミナーを実施しました
2017.10.21
10/8(日)に教育セミナー「シンガポールからの受験、編入の常識・非常識」を実施しました。「オービットは教育情報の発信の質・量がシンガポール随一」とのお声を頂くオービットの教育セミナー。今回もたくさんの方にご参加いただきました。2時間という長時間でしたが、最後までメモを取りながら熱心に耳を傾けていただいた姿に、海外生専門進学塾「オービット」に課せられた使命として、今後もシンガポール在住の保護者の方にとってお役に立てるような情報発信をしていきたいと改めて肝に銘じました。
ワールドクリエイティブエデュケーショングループ代表の後藤敏夫からは、日本を取り巻く教育の激しい変化を踏まえ、「受験だけの勉強を減らす」「英語『を』勉強するのではなく英語『で』勉強する」といった時代の変化を見据えた教育や学校の選択の重要性と必要性を提唱しました。
教室長の満仲孝則からは、大学入試センター試験の廃止などの大学入試改革や、小学校での英語教科化などの教育制度改革が、中学・高校受験に及ぼす影響を踏まえ、これからの時代に求められる学力像・生徒像を具体的に提示しました。
そして、求められる学力を身につけるための方法論として、帰国時期のタイミング別に想定される進路の選択肢と、シンガポールからの中学入試における一般枠・帰国枠のそれぞれのメリット・デメリットを踏まえ、在星保護者の方が採るべき今後の具体的指針をお話しました。また、あまり情報がないといわれる中学編入についての実態と対策もお話しました。
教務主任の浜田昌樹からは、現在の高校入試問題のトレンドを分析し、特に難化する英語を見据えた受験を成功させるための戦略について、実際の過去の生徒の具体的事例を紹介しながらお話しました。
また、学齢別・日本人学校・インター校別・科目別に、国内とは異なるシンガポールの学習環境を強みにする具体的な受験準備と対策を提示しました。
そして、具体的な学校選択にあたって、帰国生が伸びる学校、つぶれてしまう学校の見極め方についてお話しました。
海外生にとっての受験は、国内生の受験とはシステムも準備方法も全く異なります。同じ海外生であっても、日本人学校生とインター校生とでも異なります。日本人学校生、インター校生いずれの生徒の受験指導も実践してきたオービットならではの情報を提供させていただきました。これからの入試制度の変革の展望をも踏まえつつ、今後の進路方針の決定とその準備の参考にしていただけたのではないでしょうか。
今回も、セミナー終了後、多くの方から入会カウンセリングのお申込をいただきました。今後もオービットは在星保護者のためにお役に立てる情報を積極的に発信してまいります。ご期待ください。
※セミナー後の参加者アンケートから(一部抜粋)
・後藤先生、満仲先生、浜田先生のお話、非常にそれぞれ参考になり、今後を考える材料になりました。ただ受かるための受験ではなく、受験の先にある将来を意識した考え方、教え方に共感でき、子どもを体験させてみたいと思いました。
・2時間もあったとは思えないほど時間があっという間に過ぎました。情報が満載でもっと聞きたかったです。子供達のことについていろいろ考えました。
・帰国枠での入試の内容について、受験について考えさせられる良い機会となりました。ありがとうございました。
・中学受験の具体的な内容を教えて頂きとても参考になりました。塾を選ぶ際の参考にもなりました。今後の大学受験の変わる内容もご教示頂きどうもありがとうございました。
・現地の経験が多い情報だけでなく、子供の成長とともに変わりゆく教育情報が頂けましたこと、大変貴重な時間を頂きありがとうございました。