卒業パーティーを実施しました
2017.03.25
2016年度中3受験生卒業パーティー
先日、2016年度中3受験生の卒業パーティーを実施しました。オービットの伝統として、これまで受験壮行会や卒業パーティーでは、ローカル体験をしてきました。過去には、Ghim Moh Marketでローカルシーフードのフィッシュヘッドカレーやチリクラブを食べたり、アンモキオでスチームボート(火鍋)を体験したりしました。
今回は近年好評の「リトルインディアで本場のカレーを手を使って食べてみよう!」です。
カレー店まではリトルインディアの雰囲気を肌で感じながら移動します。向こうにはヒンズー教寺院が見えますね。
まずは浜田先生からカレーの食べ方の講義。
「左手を使ってはダメ。こうやって右手を使って食べるんだよ」
「いただきます」の合図は、海外入試で不本意な結果であったものの、日本受験では大逆転で早大学院の合格を勝ち取ったSくん!
さすがはオービット生。手でカレーを食べる経験は初めてのみんなも、嫌がる顔ひとつせずに、おいしくいただきました。
食後のデザートとして、果物の王様、ドリアンをみんなで食べました。
東南アジアではドリアンはスーパーでも普通に売られているポピュラーな果物ですが、においが独特なためどうしても敬遠してしまいがち。日本で食べようと思えば高価であることもあり、なおさら食べる機会がありません。
今は旬の時期ではありませんが、せっかくのチャンス。みんなでトライしました。
これまで食べたことがない生徒からも「意外とおいしい!」という声も聞かれました。何事も表面的、一面的な部分だけで判断をするのは良くないことを、身をもって学びましたね。
この日1日で異文化体験を十分に満喫しました。多民族国家であるシンガポールならではの貴重な体験でした。
教室に戻ってからは、なんと!生徒たちから先生たちへの合唱のプレゼントのサプライズが!!
なんとも感動的なフィナーレを迎えました。
会が終わってからも、当日の都合がつかず来られなかった人たち、既に日本へ帰国して来られなかった人たちへのメッセージカードを書きました。
今年の中3生は特に例年以上に仲が良く、それぞれがお互いを思いやる気持ちを持ち合わせていた学年でした。受験に向かう仲間の送り出しの「一本締め」の際には、必ず皆が揃って激励のために集まったり、仲間の受験の結果連絡の際には、まるで自分のことのように心配したり喜んだりと、他者を思いやる優しさと絆の強さが印象的でした。学校の枠や目標の違いを超えてお互い頑張り合える仲間を作れるのがオービットの良いところですね。こういったところが第一志望全員合格という素晴らしい結果につながったのかもしれません。
この先、それぞれの中学・高校に進み、大学進学、そして社会に出たときには、現在とは全く異なる世界になっていることは確実です。そこでは全くの未知の境遇に直面したときにいかに自分の頭で考え、行動できるか、が本当の勝負です。でも、オービットで学んだ知識や体験があれば怖いものなし、まさにオービット生の出番です。まだ見ぬ世界が君たちを待っています。受験のための机上の勉強だけではなく、未知のローカル体験に積極的に挑戦した経験が、グローバル世界で活躍するための糧となることを信じています。
成長した姿を見せに、オービットに遊びに来てくださいね!