「海外からの受験・進学の基礎知識」セミナーを実施しました
2015.12.23
12/13(日)に教育セミナー「海外からの受験・進学の基礎知識」を実施しました。今回もたくさんの方にご参加いただきました。ありがとうございました。
日曜日の実施とあってか、お父様がご参加されたご家庭もありました。新学年への切り替わりが迫ってきたこともあり、お子さまの進路・進学について考えるよい機会としていただけたのではないでしょうか。
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まず、ワールドクリエイティブエデュケーショングループ代表の後藤敏夫から、国際大学ランキングにおける日本の大学の凋落の背景と、現在の日本の大学の課題を挙げつつ、政府を挙げた教育のグローバル化の実例として、スーパーグローバル大学創生支援を紹介しました。また、日本の大学のG(グローバル)型、L(ローカル)型の二極化や、TOEFLやTEAPの導入をはじめとする英語の4技能を測る大学入試の選考方法の拡大の予測を話しました。
教室長の満仲孝則からは、大学入試センター試験の廃止や小学校での英語の教科化などの教育制度改革が中学・高校受験に及ぼす影響を踏まえ、これからの時代に求められる学力像・生徒像を具体的に提示しました。
そして、帰国時期のタイミング別に想定される進路の選択肢を個別に提示した上で、シンガポールからの中学入試における一般枠・帰国枠のそれぞれのメリット・デメリットを踏まえ、在星保護者の方が採るべき今後の具体的指針をお話しました。また、あまり情報がないといわれる中学編入についての実態と対策もお話しました。
教務主任の浜田昌樹からは、海外からの高校入試のトレンドを分析し、特に難化する英語を見据えた受験を成功させるための戦略について、実際の過去の生徒の具体的事例を紹介しながらお話しました。
また、学齢別・日本人学校・インター校別・科目別に、国内とは異なるシンガポールの学習環境を強みにする具体的な受験準備と対策を提示しました。
日本とは異なるシンガポールの事情と、今後の入試制度の変革の展望を踏まえつつ、今後の進路方針の決定とその準備の参考にしていただけたのではないでしょうか。
セミナー終了後、さっそく、10件ほどの入会カウンセリングのお申込をいただきました。
オービットの説明会、教育セミナーは大変有益との評判をいただいております。今後も在星保護者の方にとって有益な情報を積極的に発信してまいります。