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【後藤敏夫のグローバル教育ニュース】英語学位プログラムとは②

2020.12.15

私立大学が創設した英語学位プログラム(日本版リベラルアーツカレッジ)
私立大学が設立した主な英語プログラムは、外国語学部英語学科や文学部英文科に進学していた学生を対象に、グローバルな時代の新たな要請に合わせたリベラルアーツ(※1)を学ぶコースとして創立されました。現在でも、日本の英語学位プログラムはこのパターンが主流です。

<代表的日本型リベラルアーツカレッジ>

・国際基督教大学(ICU)(東京都三鷹市)
・上智大学国際教養学部(東京都千代田区)
・国際教養大学(AIU) (秋田県秋田市)

<日本版リベラルアーツカレッジの特徴>

①学習の言語:授業の大部分は国際共通語-英語で行われます(アカデミック英語が堪能であることが要求されます)。英語の運用能力あれば、あらゆるリソース、分野の課題に取り組むことができます。

②学習の内容:基本的に学びは国際教養中心
学びの中心になる社会科学・人文科学系科目・異文化コミュニケ―ション系科目に加えて基礎数学・統計学の数理科目や基礎的な自然科学科目も学び、国際的な教養人の育成を目指します。

③取得できる学位:教養学士(Bachelor of Liberal Arts)
国際的な専門性を有するには、修士課程を取得する必要があります。

④学内の公用語:英語+日本語
・外国人教員や、英語で高等教育を受けた教員が多い
・正規留学生や交換留学生が多く在籍
・留学生の多様性(出身国、文化、民族、人種等)

⑤日本人学生に対しては、提携大学に学期留学・1年留学、単位取得を推奨しています。
・卒業後修士課程留学する学生も多い(修士課程に関連する単位の好成績取得が条件)

⑥大学はグローバルな教育環境を積極的に整備。
・国際寮の整備
・留学生参加の交流イベント➡卒業後国際的ネットワーク構築
日本にいながら、「グローバルコンピテンシー」を向上しやすい環境となっています。

<履修のパターン・・・留学との組み合わせ>

想定する期間により履修する単位が異なります。

Aパターン(1年間交換留学する場合)
第一学年 前期 ※EAP(アカデミック英語集中研修)、国際教養基礎科目
第一学年 後期 – 第二学年 前期  交換留学(海外協定大学)
第二学年 後期 専門基礎科目(国際教養学・異文化コミュニケ―ション)
第三学年 前期 各種専門科目・ゼミナール
第三学年 後期 各種科目・ゼミナール
第四学年 前期 -後期 ゼミナール・各種専門科目・インターンシップ

Bパターン(半年間交換留学する場合)
第一学年 前期 – 後期 EAP(※2)(アカデミック英語集中研修)、国際教養基礎科目
第二学年 前期 専門科目(国際教養学・異文化コミュニケ―ション)
第二学年 後期 交換留学(海外協定大学)
第三学年 前期 各種専門科目・ゼミナール
第三学年 後期 専門科目(国際教養学・異文化コミュニケ―ション)・ゼミナール
第四学年 前期 – 後期  ゼミナール・各種専門科目・インターンシップ

※1リベラルアーツ:経済学、マネジメント、国際会計学。行動科学、異文化マネジメント、社会学、宗教学、民族学、倫理学、哲学、数学、物理学、化学、生物学、生命科学。環境学、人類学、人工知能研究、各種工学、等さまざまな分野にわたる「人間の知の探究」。
※2 EAP:(English for Academic Purpose…アカデミック英語)

(続く)

(本記事は、オービットアカデミックセンター会報誌 プラネットニュース 2020年12月号(2020年11月20日発行)に掲載された内容です。)

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