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【後藤敏夫のグローバル教育ニュース】 世界の大学教育の大きな変化 -4

2014.10.15

急速に拡大するMOOC(大規模オンライン講座…Massive Open Online Course)

今年に入ってから世界的規模でMOOCといわれるオンライン講座が注目の的になっています。特に大学・大学院レベルの講座が大きな広がりを見せています。

スタンフォード大学の教授が設立した企業が運営し、理系文系の幅広い分野の最大講座数を用意するCoursera(コーセラ)、ハーバードやMITをはじめとする世界のトップ大学が講座を提供し、大学院レベルの高度なアカデミックな専門的講座に強みを発揮するEdX(エデックス)、データサイエンス等の数理分野やIT分野の講座に特化したUdacity(ユーダシティ) 、イギリスの大学が中心にアジアの大学等が参加している Future Learn(フューチャー・ラーン)等が有名です。

次のポイントでMOOCは今後の高等教育に革命的な変化をもたらしそうです。

1.ネット環境があれば世界トップレベルの有名大学教授の授業が無料で受講できること

2.世界中の数百万人という意欲のある学生や、社会人が受講していること

3.それぞれの講座にネットフォーラムが形成され、グローバルな勉強仲間(トルコ、インド、モンゴル、アメリカ等の時差もあるあらゆる地域の受講者)の間で教授の問いに対する議論が盛んであること

4.講座の途中や最後にテストが用意されていて、到達度と合否が判定され、合格すると単位修了証が授与されること(認定に関しては有料の講座が増えている)

5.MOOC講座の修了証は大学・大学院入学時や就職時の資料に使われること

MOOCも英語が共通言語

MOOCの分野でも圧倒的に英語の講座が多いのは言うまでもありません。世界最高レベルの知性に触れるにはここでもアカデミックな英語が必須になります。

今後の高等教育は意欲の高く、学習言語としての英語が使える学生や社会人には良い仕組みができつつあります。

planet

(続く)

(本記事は、オービットアカデミックセンター会報誌 プラネットニュース 2014年10月号(2014年9月20日発行)に掲載された内容です。)

 

 

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